最近ビットコインのチャートがすごいってニュースはよく聞くけど、ビットコインってなんなの?お得なの?オススメなの?って人のために細かい説明は除いてざっくりと解説していきます。
ビットコインちょっと気になるなあとか、そもそもどんなものなのか知りたいという人はぜひ覗いていってくださいね。
ビットコインとは
ビットコインはかんたんに言うと、デジタル上のゴールドと認識してください。
これがなんで話題になっているかというと、インターネット上に価値を保存できるからです。
さらにブロックチェーン技術が利用されており、分散型の台帳になっている点がポイントです。
はい、意味わかりませんよね。笑
ブロックチェーンとは、データのブロックがチェーンでつながっているような仕組みです。
例えば、ネット銀行やGoogle、Twitterなとは中央集権型のサーバーがあってそこに全員がアクセスするので、サーバーが落ちたりすると全員が使えない状態になります。
これがブロックチェーン技術を使うことでサーバーが分散的に運用されているということですね。
資産管理という面では有事の際も安心ということですね。(個人的には価格変動大きすぎて気になるけども…)
仮想通貨と似たようなところだと楽天ポイントなどの電子マネーがありますが、こちらはいわゆる中央集権的な管理になるので、楽天がつぶれたりすると楽天ポイントは使えなくなります。
ビットコインではそういったことは起こりませんよって話ですね。
また、ビットコインの世界通貨ランキングはロシアのルーブルを上回り、14位となりました。
ビットコイン市場全体の時価総額も上昇がとまらず、世界的に認められてきた仮想通貨になってきましたね。
本日2月13日現在の価格はなんと、1コイン5,017千円で1年前の1,123千円と比較するとなんと衝撃の447%増。
447%増って何がどうなったらこうなんねんって話で、もはや理解の域をとうに超えてとるわ、なんなんこれってのが本音。
ビットコインの価値が世界中の企業に認められきたことでここまで上がってきたけど、1コイン500万円ってもう金持ちしか手が出ませんやんって話なのよね。
他に有名な仮想通貨
仮想通貨の数は非常に多いですが、有名どころではビットコインの他にリップルとイーサリアムあたりかなと思います。
リップル(XRP)
日本でも人気がある仮想通貨の1つです。
厳密にはブリッジ通貨の利用料という形ですね。
ブリッジ通貨とは、要はその名のとおり通貨と通貨の橋渡し役のことです。
たとえば、日本円から他の通貨に替える時にSWIFTなどを通して替えることになるのですが、こちらは手数料が高く、多いときは1%近くも取られてしまうデメリットがあります。
その橋渡し役としてリップルのようなXRP通貨を間に通すことでこの手数料を安く抑えましょうというのが、リップルが目指す姿です。
とはいえ、各銀行がこのXRPの利用に対して消極的なため、今後の広がりはまだまだこれからといえるかなと思います。
イーサリアム
イーサリアムはプラットフォームの利用料ですね。
ざっくりいうと電子契約書をプログラミングで作成し、無駄な手続きを極力なくすことで自動的な執行を素早くしていくことが目的です。
例えば、車両事故が起きた際などを想定してみると分かりやすいのですが、保険の契約が自動的に素早く手続きがされればメリットも多いですよね。
厳密には利用料なのでこの利用料が株価のように上がったり下がったりするのは少し疑問も残りますが、需要と供給で成り立っているという資本主義社会の構図も垣間見えますね。
仮想通貨のメリット・デメリット
メリット
・インターネット上に価値を分散して保存できる
・国の通貨に依存しなくてもよい
・個人間の送金に無駄な手続きや制限がない
デメリット
・価格変動が大きい
・取引所の破綻リスク
・販売所からは購入しない
上記が結論にはなるのですが、それぞれ解説していきます。
メリット
インターネット上に価値を分散して保存できる
こちらは既に上述したとおり、インターネット上に自分の資産を分散して保存できるメリットがありますよってことですね。
国の通貨に依存しなくてもよい
国が自国の借金を支払えない状況になることをデフォルトというのですが、この状態になってしまうとその国の通貨しか持っていなかった場合は、紙くず同然となってしまいます。
資産をビットコインとして保有しておくことで資産の分散効果は出てくるメリットはあります。
日本円が将来も存在しているのかどうかは誰にもわかりません。
現在の世界の基軸通貨はドルですが、ドル本位制もまだ6、70年の歴史です。今回の仮想通貨にしてもそうですが、意外と通貨や所有資産のはうつりかわりは激しいということは理解しておきましょう。
個人間の送金に無駄な手続きや制限がない
こちらはシンプルなメリットですね。
大半の場合は銀行を介して送金をおこないますが、手数料はビットコインで送金するよりも高いです。
また、1度に送金できる金額に縛りがあったりと制限も多いです。
そもそも自分の資産をどう使おうが勝手なのにも関わらず、複雑なルールが多いことが煩わしいという方はビットコインでのやり取りがシンプルでよいと思います。
デメリット
価格変動が大きい
最近のチャートを見てもわかると思いますが、異常な値動きです。
やるのであれば、正直なくなっても全く問題がないと思える金額でやらないといけません。
推奨しているインデックス投資とはやり方や意味合いがまったく違ってくるため、少し手も恐怖を感じているのであれば、手を出さないことをオススメします。
まずできることをコツコツとやっていきましょう。
取引所の破綻リスク
大手だとCoincheckやGMOコインといった取引所ですね。
仮に破綻した場合は資産が大きく減るリスクが大きいですが、メジャーな取引所は資本金のある大きな会社が運営していることも多く、日本の大手取引所を通せばそこまで心配はいらないかなというのが個人的な見解です。
販売所からは購入しない
これは結論手数料が高いからです。やるなら取引所を通して下さい。
もう1度言いますよ、もし仮想通貨に手を出すなら取引所を通して購入してください。
具体的には、下記取引所を通して取引をおこなってください。
・Coincheck
・GMOコイン
・bitFlyer
これらの取引所はバックに資本金のある企業がついているので安心です。ここ以外のマイナーな取引所を通すこともオススメはしません。
ただし、やるのであれば完全な余剰金でやってみてください。
まとめ
・ビットコインがなにかを知った上で投資するかを考える
・メリットとデメリットも理解すること
・もしやるなら完全な余剰金で大手取引所を通してやること
あとはビットコインをする理由も大切です。
最近アツいから。儲かりそうだから。という理由で今からビットコインをはじめるのであれば基本的にオススメしません。
まず、固定費の削減をすませて、つみたてNISAやiDeCoなども利用したうえで、さらに毎月の余剰金があるのであればという話です。
最初からビットコインに投資していた人たちは、価値観へ共感していたことがあげられます。自分のお金やねんから自由に動かせたり、よりシンプルな方が都合がいいという自由主義の方たちですよね。
自分の頭で考えずに安易に儲かりそうやからと今から手を出すのはオススメしませんし、私も実際やっていません。
なんにでも言えることですが、網羅的な視点をもって自分の頭でしっかりと考えてやることをオススメします。ビットコインの購入の前にやるべきことはたくさんありますからね。
仮想通貨ビットコイン、なんとなーく理解できましたか?
ざっくりすぎる説明にはなりましたが、少しでもイメージがしやすくなったのであれば嬉しいです。
それではまた!