普段これでもかってくらい関西弁を炸裂しているわけではあるんやけど、俺実は2000年から2006年までの青春時代を広島で過ごしているんです。なんなら成人式も広島で参加してるからね。これはもはやエセ関西人なのではという話はおいといて
今日伝えたいことは、広島に行ったことがない人はぜひ一度は行ってみてほしいという話。
海も山もあって街は一極集中型で本通や八丁堀に行けばとりあえずなんとかなる生産性の高い街、それが広島県。
広島との出会い
生まれてからずっと関西で生まれ育った俺にとって広島市内への転校はまさに青天の霹靂。
正直当時の俺の広島の印象ははだしのゲンくらいのイメージしかなかった。
「やっぱ広島弁はすごいんかのう…」みたいな。
実際転校してからは、クラスの皆が最初マジで何を話してんのかわからなかった。それくらい広島弁には強烈な印象を受けた。1週間で真似してたけど。
ちなみに広島弁女子めっちゃかわいい。ほんとかわいい。世界一かわいいと思う。
広島の良さ
結論、ほどよく都会でほどよく田舎なのが最も魅力。
広島市中心部はミリオンシティだけあって賑わいもあり、中四国地方最大の都市であることは間違いない。
プロ野球チームとプロサッカーチームがあるので、地元民の人気度はすこぶる高い。
肌感、周りの9割はカープファン。赤い世界。阪神ファンがいなさすぎてビビる。肩身めっちゃ狭い。
あとはなんといっても原爆ドームと厳島神社という2つの世界遺産の存在。この2つの世界遺産は広島を語る上で欠かせない。
世界平和への祈りを込めたHIROSHIMAの象徴と神秘的な海上社殿は国内のみならず世界中から観光名所として紹介されている。
ほどよく田舎なのも大きなポイント。海も山も近く、ご飯もおいしい。花粉多い。
食料の特産品も多く、特に牡蠣は広島全体の水揚げ量が日本全体の6割以上もあり、牡蠣料理は絶品。個人的には焼き牡蠣が最高。
その他、もみじ饅頭や広島風お好み焼き、瀬戸内レモンなど特産品、名産品も豊富なのが強み。広島といえば…で始まると人によって回答が分かれるのは都市としての強みが多い証拠。
個人的に感じるデメリット
結論、大学や企業の数が極端に少ないと感じる。
マツダなど日本を代表する企業の本社もあるにはあるが、ここは広島の大きなデメリット。
なんやかんやで若者は東京や関西に流れていっている印象がある。
あとは広島駅から繁華街まで微妙に遠い。広島駅降りてここが広島かー!とはあまりピンとこないところも1つの特徴。
加えて交通面で言えば、良くも悪くもバス社会。首都圏や関西のような交通面の便利さはない。特に広島空港の立地の悪さは折り紙付き。
あと中心部が市内の本通りに一極集中型なので、行くと誰かしらに会ってしまうところも個人的にはデメリット。
思春期時代はうかうかとデートできたもんじゃない。社内FRIDAYされる気満々でいかなあかんレベル。ちなみに西区のアルパークはもっと狭いのでよりFRIDAYされる恐れあり。
おまけ:不遇の都市、福山市
広島の東に福山市という市が存在するんですけど、不遇の都市という扱われ方をされてしまっています。ちなみに福山市出身の人はほぼ「広島出身」といいます。
広島の土地勘にも詳しい俺が興味を抱いて、「へー!広島のどのあたりなんですか?」と聞くとだいたい「…知らないと思うんですけど福山市です」みたいな言い方をします。
そんな劣等感を抱かんでもwって話ではあるのだが、いわゆるThe 広島は100kmほど西に離れた広島西部に集中しており(マツダスタジアム・原爆ドーム・厳島神社等)、強みが尾道ラーメン(しかも正確には尾道市)くらいしかないのだと。
個人的はしまなみ海道から直接四国にも行けるし、新幹線だってこだまが止まるし、全然地方都市としては及第点やろと思うんやけど、広島というくくりの中では不遇の扱いらしい。
広島県外民から見るとそない変わらんやろと思うんやけどね。笑
まとめ
個人的には広島とっても好きです!
いい意味で地方都市らしい人の温かさがあって、ほどよく都会でほどよく田舎にも関わらず、2つの世界遺産と数々の特産品があり、都市としての成熟度は高いです。
あとは広島をもっと盛り上げる企業や教育事業が増えればなあとは思います。
観光都市としては観るところも多く、食事も申し分ないので、コロナが落ち着いたら次の旅行先に広島を選択してみてはいかがでしょうか。