今日はビットコインなどの仮想通貨が世にでてきた理由や価値が上がっている理由ををできるだけわかりやすく解説していきたいと思います。
ビットコインについてはこちらの記事(-ビットコインはオススメなのか?個人的なメリット・デメリットを解説-https://maya-blog.net/210213/)でも詳しくふれていますので、よろしければぜひ。
ビットコインは貨幣制度のデメリットを補う役目
結論、ビットコインなどの仮想通貨は貨幣制度の弱点を補ってくれる存在のため、今非常に注目されています。
貨幣制度のデメリットは国が管理をしていることです。
国がお金をたくさん刷るとお金の価値は下がります。
日本ではあまりイメージしにくいですが、国が勝手にルールを決めてお金を取ってしまったり、1日で物の価値が変わるような国もあります。
昨日まではパン1個100円が今日は10,000円というようなことですね。(どことは言いませんけどね、どことは)
そんな時、国に管理されないお金がほしいと考える天才が現れました。そしてオンライン上で管理が可能な仮想通貨ビットコインをつくりました。
ビットコインの重要なポイントは、発行される数と時間が決められていることです。
つまり生み出した本人でさえも自由につくれないということですね。
さらにビットコインを得るには、マイニングという専用の機械を使い、難解な計算式を解かないといけません。誰でもかんたんに受け取れない仕組みができています。
また、マイニングで計算されたデータによってビットコインの交換もすべて記録されているため、取引履歴は誰でも見れるようになっています。
そのため管理者がいらないということになるんですね。
もちろん出た当初はビットコインは全く見向きもされずにしばらくは価値が低い状態でした。
しかし先述のようにお金の価値が1日でかわる国もあることから、”国が管理していないお金がほしい”と思う人も増えてビットコインを欲しがる人が増えていきました。
こうして貨幣制度のデメリットを補ってくれる資産として注目されていきます。
ビットコインの価値が上がる理由
ビットコインは発行数をかえることができないので、欲しい人が増えると比例して価値も上がっていきます。
そしてアフリカの資産保有の仕組みも価値高騰の要因の1つになっています。
アフリカ各国では、お金をある程度保有していないと銀行に預けられない仕組みになっており、アフリカに住む人々はお金の管理に困っていました。
そこで登場したのがスマートフォンとビットコインです。
この2つがあればお金を持ち歩かなくても済むことになることに気づいたアフリカの人々は、こぞって資産をビットコインにかえ、スマートフォンで管理するようになりました。
実際にビットコインをお金として利用できる店舗も増えていき、今後の人口増も見込まれているアフリカではよりビットコインの価値が上がるのではとも言われています。
この頃から中国の富裕層の動きにも変化がでてきます。
中国では超偉い人(誰とは言いませんけど)の気まぐれでお金をとられる可能性もあり、中国の富裕層はこぞって資産をビットコインに替えていきました。
中国では資産を外国の貨幣に替えるなと言われていますが、ビットコインは管理者がいないため外国貨幣ではないためです。
また、ビットコインにも寿命があり、無限に発行できるわけではありません。新しく発行されるコインには限界があることから、減っていくたびに価値が上がっていきます。
実際多くの企業がビットコインの価値を認めたこともあり、20年末から21年春にかけては約4倍と驚異的な価値の上昇がありました。
もちろん今後アフリカで別の仮想通貨が流行る可能性もありますし、中国においてもビットコインそのものが禁止になる可能性もありますが、しばらくは今の価値を保つことにもなりそうです。
まとめ
なにかと話題になっているビットコインですが、バブルがはじけると資産が暴落する可能性もあり、個人の投資目的であれば個人的にはあまりオススメはできません。
もちろん、ビットコインそのものの存在価値はすばらしい仕組みがあるとは思います。
ただ初心者が手をつけるものではないというのが個人的見解です。
ビットコインのことなんとなく理解できましたか?少しでも理解が深まれば嬉しいです。
それではまた〜。