今日は”自分の考えが正解だと思っているおバカさんたちへ”というタイトルで話をします。
何度か同じような話を再三していますが、これほんとに大人でもできていない人が多いんですよ。
もうねそんな人に対しては(チンパンジーなんかなこの人)と思うようにしています。普通の会話ができないので。
この記事を読む人が少しでも人として成熟し、建設的な会話ができる人間になれればいいなと思います。
自分の考えが正解だと思っているおバカさんたちへ
例えば、仕事で考えてみても大切にする価値観は人によって違います。
【稼ぐことが大事】という人もいれば【自分が幸せだと感じることを仕事にする】ことを大切にしている人もいます。
結論、どちらも正解です。
自分自身が納得しているならそれでいいと思います。
なぜなら正解がないからです。
大事なのは【〜であるべき】という個人の価値観を押しつけないことです。
人によって根底の価値観は違うことを理解せずに価値観を押しつけることははっきり言いますが間違いです。
「私は自身の価値観でしか物事をはかれないチンパンジーです」と自己紹介しているみたいなものです。
私自身も建設的な会話ができる人間であれば対話に応じますが、そうでない人とは深い話をしようとも思いません。時間の無駄だからです。(というかチンパンジーでしかないので、普通に話すの無理ですよね)
相手の意見を無理やりかえようとする姿勢は相手に嫌悪感をうませてしまいます。
では、どのように伝えればいいのでしょうか。
伝え方はかんたんです。
「自分はこう思うんだけど、どう思う?」と言うだけです。
この「どう思う?」の部分が抜けている人がほとんどです。
「俺はこう思うからこうあるべき!」
だいたいこんなニュアンスじゃないですか?
こんな人とお互いの意見を尊重した建設的な会話ができると思います?無理ですよね。笑
自分の意見をはっきりと主張することは全然いいと思いますよ。
でもそこに「どう思う?」という語尾がないために、相手は余白を感じられずに嫌悪感を感じます。
結局、負の感情が入った反論で返し、反論に反論で返すことになるので、建設的な会話なんてできません。チンパンジーのケンカと同じです。
まあ偉そうに言うてますけど、僕も関係性が近ければ近いほどチンパンジーになってしまう時が多々あるんですけどね。
最近はだいぶメタ認知もできてきましたけど、相手の対応次第でムキになるところは反省点です。
解決策は「理解に徹する」
私の好きな言葉で「理解に徹する」という言葉があります。
人は理解されていると感じてはじめて相手を理解しようとします。
大事なことなのでもう一度言いますね。
人は理解されていると感じてはじめて相手を理解しようとします。
自分の価値観で相手を判断しない、他者の気持ちに寄り添って相手の話に集中することが大事です。
これむずかしいですよ。特に関係性が近ければ近いほどむずかしいです。
自分がこの考えを持っていても相手が持っているとは限らないのでついイラつくんですよ。笑
何事も訓練が必要です。一緒に頑張りましょう。
まとめ
まとめます。
世の中にはたくさん自分の考えこそが正解だと思っているおバカさんたちがいます。
ですが、まずやるべきことは反論ではなく、理解に徹することです。
(この人はこういう価値観なんだな)と思うところまでは誰でもできるはずです。(こういう考えもあるんだ〜新しい!)と自分の価値観をアップデートしましょう。
そして建設的な会話ができなそうであれば距離を取ることを強くオススメします。他人をかえることはできないので。
この記事を読んだ人が自分の考えを述べた後(語尾)に「どう思う?」と相手に対して余白を残せるようになること、人の価値観に理解に徹することができるようになってくれればこんなにうれしいことはありません。