この記事では男性と女性の特性を考えた上で、夫婦関係を良好に保つ魔法のコトバについて書いていきたいと思います。
この魔法を知ってるか知らないかで大きな差となり、今後の夫婦関係にもつながるのでぜひ見てみてください。
夫婦関係だけではなく、お付き合いしている状況でも同棲などしていれば同じ状況も多いので参考になることもあると思います。
マルチタスクな女性は男性にイライラしがち
昭和時代と違う点は、共働き世帯も増えたことで家事と育児は男性もやるのが一般的となっていることです。
男性が「苦手だから」という理由でオムツを替えられないなんてお話になりません。
脳の作りの面だけで言うと、右脳と左脳の連結が強い女性はマルチタスクをこなすことが非常に優れているため、家事・育児もそつなくこなします。
たとえば、洗濯物を回しながらお弁当をつくり、子どもがきちんと朝食をこぼさないで食べているかを確認しながら保育園の連絡帳に書くことを考えている、というような感じです。
一方、男性は右脳と左脳の連結が弱いためここまでの対応ができません。
むしろ、ボーッとしていることも多いです。スマホ見てたりとかね。
そんな男性に女性はイライラしてしまい「なんかやれることやってよ!」と怒ることもあったのではないでしょうか。
男性も居心地が悪く感じてしまい、関係性はぎくしゃく。結婚していればそんな経験も必ずあったと思います。
前置きが長くなりましたが、こんな状況を回避する魔法のコトバがあるのでぜひ使っていきましょう。
重要なのは、夫が妻のやり方に合わせることと妻から夫への指示の出し方です。
夫側の魔法のコトバ「なにかできることある?」
協力して家事をする時代になってきたとはいえ、ほとんどの家庭ではやはり家事の主力は妻側になっていることが多いのも事実です。
そこで夫が言うべき魔法のコトバは「なにかできることある?」です。
男は本質的に気が利かないので「なにかできることある?」と妻に指示を仰いでしまいましょう。
間違っても「なんか手伝ってあげるよ」などと上から目線で言わないことです。
この”手伝う”って表現さえなければ驚くくらい平和的に解決するのにこれをわかってない男が多すぎます。
少し話が脱線しますが、夫側は妻が妊娠してから子どもが1歳になるまでの約2年間の過ごし方に注意が必要です。
その期間の妻に対する言動はその後の夫婦関係に大きく影響します。
妻はこの間に夫にされて(言われて)嬉しかったこと、反対にイラついたことは一生覚えています。
つまりこの間に対応を間違えると関係性は終わります。
たとえば、子どもの夜泣き時も(俺授乳できへんし、起きててもしゃあないよな)とそのまま寝るのは合理的ですが妻の反感を買います。一生根に持たれます。
できることはなくても子どもが泣き止むまで起きていたり、必要なものを取りに行ったりするだけでもがんばりは認めてもらえます。妻も一生覚えています。徳を積みましょう。
ちなみになんやかんや言うてますけど、私めっちゃ寝てましたけどね。(死罪
一度寝ると深すぎる睡眠に入ることは周知の事実なので、ほぼ夜泣きで起きたことがなく、妻も諦めていました。
話を戻しますが、夫は「なにかできることある?」と自分から聞きにいきましょう。手伝うという表現は逆効果ですよ。
妻側の魔法のコトバ「具体的な指示と賞賛」
夫は「なにかできることある?」と聞くことが大切と言いましたが、妻はできるだけ具体的に指示をお願いします。
たとえば「洗濯物を干しといて」だけの指示だとおそらくカオスな干し方になると思います。
「Tシャツはこのハンガーにかけて、ハンカチはこの洗濯バサミがついている用具でしっかりシワをのばしてから干してね。」
というように(ここまで言うか?!)ってレベルで伝えてください。
そして最後に感謝の気持ちを伝えると満点です。
指摘点があれば(絶対あると思いますが)、ほめた後で「でも間隔を空けて干すとより早く乾いて効果的だから次からそうしてくれると助かる」と論理的に伝えると完璧です。
男性は「新たな指示が加わった」と認識し、あなたの思い通りに動きます。とはいえおそらく同じことをまた何十回も言わないといけませんけどね。
至極冷静に対処していきましょう。
NGワードは「あなたもなにか手伝ってよ!」です。
脳の作り的に”そもそも何をしたらいいかわからない夫”はあなたの期待に応える動きをすることはありません。ごめんなさい。
このことを妻側が認識するだけでもだいぶ変わってきます。具体的な指示を出していきましょう。
具体的な指示を出してもできないのは単純にポンコツなので我慢しながら育成していきましょう。
まとめ
夫側
OK:「なにかできることある?」
NG:「なんか手伝ってあげるよ」
妻側
OK:具体的な指示と賞賛(指摘はその後)
NG:「あなたもなにか手伝ってよ!」
これを徹底するだけでびっくりするくらい解決すると思います。
大事なことは、夫が妻のやり方に合わせることと妻から夫への指示の出し方です。
ぜひ夫婦で話し合ってお互いが意識してやってみてはいかがでしょうか。