この記事ではテックブーストのオンライン無料説明会に参加してみた中で聞いたことや感じたことを中心に書いていきたいと思います。(※ここで書く内容は2021年3月現在の情報になります。)
プログラミングスクールも増えましたよね。ただやはり自分の結論としてはある程度自走できる力があればどこでやっても結果は同じということです。
あと私なら選ばないかなと。
つまり各スクールのカリキュラムなどにはそんなに差はないということですね。サポートもどこも似たようなかたちだと思います。
テックブーストとは
テックブーストとはプログラミングスクールの1つで株式会社Branding Engineerが運営しています。
このBranding EngineerはITを活用したサービス事業を展開しており、テックブーストのようなプログラミングスクールの他にもエンジニアの就職、転職サービスや独立支援や開発受注などそのサービスは多岐にわたります。
料金
まずは気になるお値段からです。HPを見たり話を聞いた印象としては、正直わかりにくいです。
パッと見て高く見せないような手法がふんだんに使われとるなあという感じです。
入学金や月額、メンタリングの回数による金額の違いなどバラバラに金額が設定されていて結局トータルいくらやねんと思いました。
HPにはのってないですが、金額をまとめた表はこちらです。(スクショなので見にくいかも

ちなみにメンタリングとは現役エンジニアによるキャリア相談や質問などの時間です。個人的には正直いらんかなと思いました。外部サービスのMENTA使ったほうがよっぽど安くて便利かと。
メンタリングの現役エンジニアもガチャ要素強いですからねえ。これは魅力的ではないですね。
カリキュラム

言語はPHPとRubyのどちらかを選択してその他フロントエンドで必要なHTML/CSS、AWSといったインフラ系、SQLといったデータベースも学んでいきます。
PHPとRubyの選択性は商売が上手ですね。どちらもサーバーサイド寄りの言語ですが、この2つのどちらを学ぶか悩む人も多いのでどちらの層も確保できそうです。
テキストエディタはクラウド9を利用するので、PCはWindowsでもできます。
個人的にはWEB系の言語を今後学んでいくのであれば互換性の高いMacのほうがいいと思いますが、日本人はWindows利用が多いのでここのハードルを下げているのもなかなかです。
コース

コースとしてはまずベーシックコースを目安で150時間したあとにスタンダードコースかブーストコースを選択して学んでいきます。
色々と長いこと説明を受けましたが、端的に言うなら少しでも稼ぐならブーストコース、教養ならスタンダードコースでしょうか。
ブーストコースは主にオリジナルアプリの開発をサポートとありますが、自由度が高いため特にこれをつくってくださいという指定もありません。
個人的にはこれに20万近く払うのはもったいなという印象です。
これこそMENTAを使いながら自分でつくっていくほうがよっぽどコスパがいいかなと思います。
就職サポート&副業サポート
就職サポート
運営している会社がエンジニアの就職や転職サービス事業をしている割に自社が紹介できる求人はとても少ないです。20社ほどだとか。
サポートは書類(履歴書など)の添削サービスや面接対策などをおこなってくれます。また、無期限でサポートをしてくれます。
無期限というのも月額費用を支払ってはじめて受けられるものなので、実質無期限というのはちょっと違うかもですが。
就職保証はなく、転職を決めている人の9割は持込求人のサポートです。これはどこのスクールでもそうだと思いますが。
特筆すべきは、転職先です。
自社開発企業への転職実績はほとんどなく、SESが4−5割、受託開発企業が5−6割とのことです。
身につくレベル感として自社開発企業から見向きもされないレベルということはわかりますね。
自社開発企業への転職が目的の人にはあまりオススメではないスクールかもしれません。
副業サポート
これはサポートというよりただのアドバイスですね。
テックアイエスと同じような感じですが、ランサーズやココナラなどのクラウドワークスでこのような案件からとってみてはどうですか?とアドバイスしたり、案件を取りやすくするためのポートフォリオサイト作成のアドバイスといったところです。
まあそもそも論なんですけど、副業したいって言っときながら案件獲得サポートとか気にしてる人に副業なんてできないと思いますけどね。
副業は人脈や個人の営業力が1番大事なのでサポートうんぬんじゃないんですよ、わかってます?とりあえずプログラミングで副業したーいとかのほほんとほざいているあなたたち。(煽
まとめ-個人的な感想-
個人的な感想としては、ここでしっかり勉強できて結果を出せる人はどこに行ってもできると思います。
目的が転職であるならば正直大手スクールのほうが良いと思います。(やることはむずかしいですけど
副業で月5万以上を目指していくのであれば可能なラインだとは思いますけどね。
あまりカリキュラムに強制力などはないので、自分でしっかり勉強する意思や覚悟を持っていないとお金を捨てることになりそうです。
プログラミングの勉強は挫折しないことが1番大事なので。
あと挫折する人がやりがちなのがプログラミングを勉強することが目的になっている人です。
あくまでプログラミングはつくりたいものをつくるための手段の1つでしかありません。
作りたいものが決まっていないと何のためにプログラミングを勉強しているのがが不透明になり勉強しなくなります。
しっかりプログラミングを使って何をしたいのか、つくりたいのかということは事前に深堀りしておきましょう。
1つ驚いたのはJavaScriptを学ばないことですかね。どう考えてもWEB系には必須言語だとは思うのですが…。
カウンセリングも情報のヒアリングからのサービス説明という流れなので、【提案力】は非常に低いです。
「あ、そーなの!」というような提案をされることはありませんでした。
正直大手スクールの二番煎じという印象でした。
あくまで個人的な感想ですが、私なら選ばないという結論です。