この記事ではマイホームを買う時や賃貸物件に住む時などの住宅費の目安をお伝えします。
マイホームの購入を検討している方、賃貸物件への引越しを考えている方の1つのきっかけになるかもしれません。
では、早速いきましょう!
結論:家賃やローンは手取りの25%が目安、デッドラインは30%
終わりです。今日もお疲れさまでした。
個人的な結論として、家賃や月々の支払額は手取りの25%が目安になります。
いずれにしてもこの25%をこえてデッドラインの30%以上になると住居のために働くことになり、それはあまりオススメしません。
まず、固定費として出ていく支出の平均値をあげていきます。(割合は手取り換算)
食費:約10〜20%(外食含む
貯金&投資:20%
食費はないと生きていけませんので確保。
そして貯金と投資合わせて20%も確保したいところです。(最低でも10%は確保、子どもの教育費がかかる時代は0%でも構いませんが、家計の黒字化を優先しましょう)
つまり、住宅費を25%としても食費が高い月だとこれだけで65%近くの確保が必要です。
大事なのは先にきちんと貯金と投資合わせて20%以上を確保することです。
ありがちなのが黒字になったら貯金に回すというやり方ですが、このやり方貯まりませんからね。
ここで理解してほしいのは、住宅費と食費と貯蓄以外で使えるお金は手取りの約半分程度しかないということです。
車を所持している人、保険に加入している人はここから維持費や保険料が引かれていきます。もちろん電気ガス水道通信費などのインフラ関連もです。
ここが多い家庭はこれだけでおそらく半分こえると思います。なので住宅費に手取りの25%以上を使うことをオススメしていないのです。
お金が貯まらない家庭の特徴として、住宅費・保険料・車の維持費が無駄に高い傾向があります。まずここから見直してみてください。
住宅費は贅沢品です。身の丈にあった生活をしましょう。
私の周りの話になりますが、住宅費が30%以上の人で貯金&投資に20%以上確保できている人に出会ったことがありません。
反対にできている人は住宅費が20%を下回っている人がほとんどです。マイホーム購入者で約25%が限度といったところでしょうか。
ちなみに私の月々の住宅費は手取りの約15%で、貯金&投資に20%も確保できています。
具体例
重要なのは手取り換算です。そして共働き世帯は世帯手取りの換算でもOKです。
例えば手取り25万円の人は25%の6万2,500円以下の家賃を目安にします。(デッドラインは7万5,000円)
ありがちなのが6万2,500円以上で探すことですが、それ以下でも気に入った物件があればより生活も楽になり、投資や体験にお金を使うことができます。上限6万2,500円で考えましょう。
マイホームに関しても、管理費が別にかかってくるので注意が必要です。管理費も合わせての25%ですからね。
盲点なのが注文住宅の月々のローンです。
マンションと違い、戸建は別に修繕費の積立(月々1.5〜2万円)が必要なのでその積立分も入れた金額で試算しましょう。
月々の支払いローンが10万円の場合は、12万円ほどで試算が必要ということになります。
まとめ
大きい支出を見直せば家計は大幅に改善します。
「なんかよくわからないから…」といって行動しない人は一生お金なんて貯まりませんし、ムダなお金を垂れ流し続けている家庭ということすら自覚していないので注意が必要です。
少しの行動で劇的に改善するので、給料上げるよりも効果あるんですけどね。
月々の家賃が1万円下がるだけでも年間12万円ですよ。
手取りを月に1万円あげようと思ったら税金を加味しても1.5万円収入上げないといけません。固定費の見直しのほうが楽だと思います。
この機に家賃下げることも検討してみてください。
賃貸の方は春なので住宅サイトを見て自分の居住地の家賃確認してくださいね。最安値が今の家賃より安ければしっかりと交渉すれば下げられますよ。
「この家賃にならないと引越しする」がキーワードです。私もこれで月々の家賃を5,000円下げられているのでぜひやってみてください。
住宅費にお金を使いすぎると結局貯金や投資にお金を回せずに破産するので、今まで検討してこなかった人は一度考えてみてくださいね。