この記事では、【プログラミングで副業】が現実的でないと思う個人的な意見を書きます。
昨今は副業ブームでブログやプログラミング、WEBデザインなどが注目されていますが、未経験者からのプログラミングで副業はだいぶキツいかなと思います。
周りに副業をしている同僚も多く、いろいろな話も聞いたことも踏まえて書いていきます。
ちなみにここでいうプログラミングとは、RubyやPHP、Javaといったサーバーサイド言語を使って副業することを意味しています。
HTML&CSSは厳密にはマークアップ言語のため、HPやLPの作成などはWEB制作スキルになり、その意味での副業ではないことを念頭においてください。
結論:未経験者が取れる案件がないため
結論として未経験者が取れる案件はありません。
スクールに通ったりしてバックエンドの技術を学んだところで、あくまでバックエンドエンジニアとして転職が可能になるレベル(初心者マークをつけたレベル)です。
どの案件の求人を見てもわかりますが、実務経験が最低でも1年以上は必要です。
つまり、バックエンドの言語を勉強してもエンジニアとして勤務を最低1年以上は経験しないとすぐに副業できることはないということです。
あまりこのことを理解せずに、【プログラミングを学んで副業月20万】と考えている人は少し危険かなという印象です。
結局のところエンジニアに転職して、経験が積める会社で実務をするほうが副業の近道になるということです。
今の仕事は辞めたくないけどプログラミングで副業したい人は?
結論、フロントエンドの技術やWEBデザインを学んだほうがよいと思います。
先述のとおり、HTML&CSSは厳密にはプログラミング言語ではありませんが、この2つとSassやJavaScript(jQuery)などを学び、コーディング技術を磨いてみてはどうでしょうか。
いきなり制作会社と業務委託契約を結ぶことはむずかしいですが、まずはじめはクラウドワークスでコーダーとして小さい案件から実務を経験すれば、制作会社の業務委託契約も可能になります。
WEBデザインは副業が豊富です。
バナーの作成など単価が低い案件(数千円〜数万円)も多いのが特徴です。
本業にしているデザイナーさんたちはこういった単価の低い案件は取らないので、いわゆる独学副業組はここからスタートになります。
そのため、PCを使って副業するということであれば、WEBデザインスキルを学ぶほうが選択肢は広がると思います。
デザインが簡単そうという意見について
「プログラミングはむずかしそうだけど、デザインは簡単そう」
という意見もよく聞きます。個人的には「デザインも奥が深くてめちゃめちゃ難しい」と思います。
なぜか世間の副業のイメージが(楽して隙間時間でお小遣い稼ぎ♪)みたいな風潮がある気がしますが、自分の力でお金を稼ぐことがどれだけ大変かがわかっていないように思います。
本業以上に時間と労力をかけ、強い気持ちを持ってやりきる覚悟を持たないと挫折します。
というか「副業で月5万」と言う人の90%は挫折してると思います。
基本的になにかを1から勉強することはとても大変です。
デザインの勉強もFigmaやPhotoshop、Illustratorなどのツールに利用方法から、デザインの4原則の理解やコーディング技術など多岐にわたります。
やるには相当の覚悟を持っておいたほうがいいと思います。
まとめ
エンジニアとして転職する気があれば別ですが、そうでない未経験者の方はいきなり副業の案件を取ることが難しいと思います。
副業をメインで考えたいのであればWEBデザインの勉強がオススメです。
ただし、私自身もフロントエンドを中心に学んでいますがとっても難しいです。
もし何をするにしても副業を考えるのであれば、本業以上に大変な思いをすることを覚悟して頑張りましょう。